「熱情の律動」の記事で、
「イトケンの戦闘曲って、
乱暴なメタルっぽさや、いかにもプログレロックです!っていう作った感がなくて、
メロディアス系で綺麗なんですよね。
戦闘曲!というか、ドラマチックって感じがするんですよ。
ちゃんと流れがあって物語があると思う。」…って書いたんですが、
(
■イトケン、ロマサガ曲特集~「熱情の律動」(別窓OPENします))
プログレで、イトケン曲を絶賛している方々も聴いたりするバンドに
ドリームシアター、ってのがある訳ですが、(メトロポリスって曲は有名)
えぇ、変態バンドとして超有名なプログレバンドです(笑)
YOUTUBEで綺麗な音のは見つけられませんでした;
↓ ドリームシアター:メトロポリス
右の動画は左の続き。(分数の都合で分断されてるだけ)
学生の時に、先輩から、メトロポリスをバンドでやろう、とMD渡され、
意気揚々と練習してる姿見た時、この人頭オカs…(― ―;)
(まぁ最初の4分(調度左側の動画)はいいよ。うん。)
ドリームシアターって、変拍子とか速弾きとか凄いんだけど、
クラシックとか吹奏楽とかから音楽やってる人からすると、
その部分は別に凄いって思わないんじゃないかなぁ?と。
あぁ、変態だなぁ(褒ww)って思う凄さはあるけど(笑)
私の周りは割と聴いててリズムとれちゃう人たちだったので、そんな感じでした。
だから最初、変拍子とか速弾きとか別になんとも思わなくて、
曲の雰囲気が突然切り替わる、しかもコロコロ変わる。
繋がらないっていうか(笑)、その違和感が凄く気になって、
最初は割と嫌いだったのを覚えてます(笑) ←そしてそのうち慣れるww
何を物語りたいんだろう?って思ったんですよ(笑;)
まぁ、バンドって別に物語りたくて曲作ってる訳じゃなかったり、
そこに壮大なテーマや、強いメッセージ性があるとも限らないし、
逆に曲の方が先にできて、リズム遊びのついでに歌詞つけました、
みたいな曲作りする事もあるから、 全然いいんですけどね(笑)
まぁだから目的とか作り方とか全然違うから
比較するのはおかしい話なんですが、…って事がいいたくて
この話をだしてみたんですが(笑)
で…
**********
決戦 左:SFC 右:ミンサガ(リメイクPS) 私はどちらも個別で好き☆
植松氏は精神、イトケンは魂・命、そんな気がする。
イトケンの戦闘曲って、
戦闘曲、として作ったんじゃないって感じがするんです。
こういう曲を作ってやろう、という感じじゃないっていうか、
“戦う曲”というよりも
物語があって、だから戦わなくてはいけない、戦うと決めた人達の
戦っている姿、その物語、ドラマ。
そういうドラマを描いた曲、だと思うんです。
だから、軍隊的な、戦争的な戦闘!というよりも、
美しさや切なさみたいなものもイトケンの戦闘曲にはあると思う。
植松氏の曲ってどの曲も凄いんですが、
“植松氏自身が作った曲同士”を比較すると、割と違いがある気がする(笑)
イトケンの方が違いがない気がします。
植松氏の戦闘曲はラストバトルは壮大なんですが、
その間にある様な戦闘曲とそれらを比較すると、違う気がするんですよ。
世界観は凄いあって、戦ってるんだ!って雰囲気は凄くあるけど、
ラスボス戦とかに比べるとドラマ性がある、って訳じゃないな、と。
(当たり前と言えば当たり前なんですが;)
植松氏は危機感がある曲が得意だそうですが、そういう時は、
ドラマ性より、雰囲気、を描くのが上手な気がします。
イトケンの曲は、中ボスクラスの曲でも、ドラマチックで、
雰囲気ではなくて、戦ってるキャラ達の感覚で、
ラスボス戦、とまではいかなくても、ドラマ性があると思うんです。
雰囲気というか、ドラマになってる、なってしまってる、と思う。
それは良いとか悪いとかではなくて、性質なんじゃないかな?と。
物凄い曲数作るんだったら、全部ドラマチックに作るよりも、
シーンと全体のバランスを見て作るって事が大事
…だったりする場合だってあるかもしれないし。
でもイトケンはそうならない人なんじゃないか?って気がします。
イトケンの曲は、戦争というか、討伐、ってレベルのバトルとか、、
そこまで壮大じゃなくていいじゃん(笑)って曲が逆にない、というか(笑)
ドラマチックになってて、例えばダンジョンのオドロオドロシイ雰囲気
ってものはない様な気がするので(笑)
良し悪しだと思います。
下水道の曲、下水道の雰囲気じゃないですもんね(笑)
でも、割とシビアな世界観、
生きる熱と言う部分が描かれてる(と私は思っている;)
のロマサガには丁度いい気がします。
(
■ロマサガってどんな話?~ロマサガ祝20周年) (別窓表示します)
逆にイトケンに、植松氏みたいな、
悲しみとは違う空虚さみたいなものがあったら、凄いな、って思うので、
もしロマサガに植松氏がいて、そういう部分を盛り込んだら
結構ガクブルかも…って思ってたりします。
ただ、完全に交代~☆ってしたら合わないだろうなーと(笑)
ロマサガの世界に、植松氏は合わないだろうなー、って思うし。
FFの世界に、イトケンは合わないな、と思う。
生きる事とか愛って何?みたいなロマサガ、凄く情熱的で必死なFF…
うん…なんか違う気がする(笑)
(ただ、割と堂々としてる割には寂寥感のあるFF5には、
合うと思ってます。
(私はRS2とFF5は似てるなって言ってますしね(笑))
ビッグブリッジのバトル曲とか、中ボス戦とか、
イトケンが作ったら 凄いドラマ性があったんじゃ?
…とかひっそり思ってたりします。
植松氏もギルの曲は割と捨て曲…とは言わないけど…な発言ですしね(笑))
ギルの曲は、キャラで人気なんだと思う。
私的にも、植松氏の曲の中では、好きな曲じゃなくて、
動画見てその人気っぷりに逆にびっくりした(笑)
ギルガメッシュ叙事詩は割と壮大な話なんですけどね…;
FF5がリメイクされるなら、 曲が足されるとかなら、
ドラマチックでダイナミックな部分、
人間臭さが或る部分、躍動感がある部分は、イトケン希望! な私です(^-^;)
(この部分は、FF5リメイク時の希望、的なとーくでぶちまけようかと思ってますWW)
↑ 言いたい事は言っておこうと思うって(笑)。
植松氏の曲は凄く好きなんですが、個人的には
エネルギッシュで情熱的な曲は、
嫌いじゃないですが、凄く好き!って訳じゃないです。
ただ、どこか切ない様な、綺麗曲は、もぅ、もの凄く好きです!!
植松氏は、儚いもの、虚無的なもの、そこで見える美しさ、を描くのが上手で、
イトケンは、生きる人間の熱、頑張っている姿(動き)を描くのが上手
そんな気がします。
植松氏は精神、イトケンは魂・命、の部分を描いてるな、って感じがする。
うーん、なんていうか、
イトケンの方が、視点が人間自身、な気がする。
生きているのが自分、そこにいるキャラの気持ち、って感じ。
植松氏の方が、キャラ自身の視点ではなくて、作り手の視点な気がします。
ちょっと違うんですが分かりやすく言うと、神の視点というか(笑)
植松氏自身はテーマを知っていて、それを導く為の視点で曲を作ってる。
そこで戦っているキャラの気持ちで書いている訳ではなくて、
そのキャラの様子とかテーマを描いて、プレイヤーを導く為の視点にいる。
そんな差がある気がします。
全体的にも、そんな気がするんですよ。
イトケンの曲は、城とかフィールドとかが、物語のテーマや世界観よりも、
生きている人間のエネルギーが描かれてる気がする。
その城の雰囲気よりも、
その城に訪れた主人公の気持ちが繁栄されている、というか。
(植松氏は、どちらかというと、
物語のテーマや世界観を描いている気がします。
だから、FF5の暁の城の曲とかは、あの曲好きなんですが、
暁の情熱さがある曲も欲しかったなぁ…とか思ってたりするんです。)
容量の問題なのかもですが。
FF2も、イトケンみたいな情熱的な曲があったら
凄く良かったなぁってちょっと思います。
個人的にリメイク時には是非お二人で!!って思う
…んだよ!スクエニさんっっ(T-T)←号泣;
FF5はイトケン関わってたしっっ!!)
イトケンの曲には、どの曲にも、
そこに生きている人間のエネルギー、
ドラマが凄く盛り込まれている感じがする。
無意識に全部そういう傾向なのかもしれないですよね。
さっきも言いましたが、下水道の曲まで壮大ですもんね(笑)
下水道の雰囲気を書いているんじゃなくて、
下水道を潜り抜け、戦いに行く主人公達の熱、その視点での曲、
…なんだと思う。
逆に、イトケンが好きという、癒し系の曲の方が、
意識して作っているせいなのか、
妙に“癒し・癒し”って感じがしちゃってる気がします(笑)
壮大さやドラマ性がなくなってる、というか(笑)
のどか、とか、普通っぽい訳でもなくて、
いや、綺麗な曲なんですが、差が激しいというか(笑)
でも、ある意味、息抜き、という癒しでいいのかも。
そこに壮大なドラマがある癒し、って
いやいや、それ本筋の物語レベルになっちゃうじゃん!って話ですしね(笑)
ALL息抜き曲ありません、みたいになっちゃうしね。
うん、ロマサガの雰囲気、イトケンの威力は凄いと思う。
なんか、ロマサガって、割と、
ずっと緊迫感がある感じで大人な感じだもん。
さて、ちょっとまとめの方向へ…(^-^;)
えと…つまりっっ;;;
イトケンの戦闘曲・バトル曲ってのは、戦闘・バトル曲“用”の曲ではなくて、
その物語の中で戦っている人間達のドラマの曲、人間の姿の曲、
それを書いたら、バトル曲になった、って感じがします。
だから、激しくても、その人間ドラマ的な切なさ、美しさがある。
そういうドラマを描いているから、
通常戦闘曲も、ボス戦みたいな壮大さがあるんじゃないか?
そんな気がします。
言い換えると、戦闘曲が得意というよりも、
必死に生きている姿、戦って生きようとしている姿、
その人間自身が作り出す熱、エネルギー的なもの、
その視点にたって、その壮大なドラマを描くのが上手なんだと思う。
イトケンの曲はアレンジしにくい、と
プレイ動画さんのコメで良く見かけますが、
ただ興奮するバトル曲、激しい曲、というものではないから、
その織り込まれた壮大なドラマを崩せないから、
アレンジが難しい、んだと思う。
戦闘曲って言うと、ラスボス曲とかでもなければ、
ドラマ性っていうよりも、先に激しさとかそう言う部分に目が言っちゃうけど、
イトケンの曲をアレンジするなら、そういう雰囲気ではなく、
その物語のドラマ性を、キャラ視点で考えないとムリなんだと思う。
“そう言う意味では”、
イトケンの曲は、凄く完成されている曲なんだと思います。
なんというか、イトケンはヤケになって戦闘曲を作るそうですが(笑)
(ウィキペディア参照(笑))
ヤケになって作ると逆にふっきれるから、
そのドラマ性とダイナミックさが自然と、
堂々と盛り込まれる事になっているんじゃ?と(笑)
うん、多分、イトケン自身の決戦までもが盛り込まれる臨場感!?(笑)
(だから良くも悪くもというか、性質なんじゃないか?とww)
そこにドラマ性が凄く入ってしまうから、崩しようがない様な曲になる。
なんか、そんな気がします。
多分アレンジするなら、
プログレ(ドリームシアター)とか、ハードロック、というより、
メロディアスロック(クラシックロック)…(X-JAPAN)
とかの方が良いんじゃ?って思ったりしてます。
(因みに私がFF5で
人間臭い部分、情熱を考える時って、X-japanかロマサガ聴いてます。)
静かで落ち着いた、もしくは冷たい精神性を考える時は植松氏の曲を聴いてます。)
リズム遊び的なものよりも、メロディアスロックを基軸に、
ドラマ性、精神性が関わってくるような雰囲気のジャンル、
そういうテーマ性がある、壮大さがある曲を作ってるバンド、
…ってのを考えた方が、合うんじゃないかなぁ…って思います。
まとめ(笑)
ホント、「熱情の律動」って良い題名だと思う!
イトケンの曲は、戦闘曲というよりも、ドラマを描いている。
生きている人間の熱情や悲しみ、歴史を刻んでいく様な律動、
そのドラマが描かれている。
だから、
荒々しさもなく、物足りなさもなく、
イトケンの戦闘曲は、単なる戦闘曲、激しさ、じゃなくて、
どの曲も、壮大でドラマチック、生きている事の切なさや美しさがある。
激しいんじゃなくて、熱い命の、律動が織りなすドラマ。
そう思います。
植松氏が描くのは、静けさの中にある美しさ。 精神性。
イトケンが描くのは、生きて行く熱、生きている熱。 魂。
そんな気がします。
どうですかねー…皆さんはどうでしょう…(・・;)
熱血表現が下手ですまないです(― ―;)
音楽詳しくないけど、マジメに考えてみました。
植松氏やイトケンがこのブログに来る可能性は限りなく少ないと分かっていても
どこか(((--))) ガクブルなうp主です(笑)←どれだけチキンだよwww
何で植松氏はノビヨではなくて、イトケンは氏がつかないのか、よくわかりません(笑;)
その辺気にしている方がいらしたらごめんなさい(笑)←多分謝るところはソコじゃない;
でも、お二人の曲、好きだもん。 20年以上聴き続けてるもんっ(T-T)
それなりにちゃんと考えたんだもん(;-;)
この曲は嫌いっていうのも、神曲!って言ってしまうのも、それは凄く簡単で、
だから、考えてみたんだ。
好きではないものだけど違う視点なら見える良さと、 好きなものの良さが分かったら、
きっと楽しい事は増えると思うもん。
ほら、音楽はインスピレーションって言われたら、
え?いや(・・;)はい、ソウデスネ(--;)(ソウデスカ…;←ww)だけど、
取敢えず聴いてみろって言われたら、え?いや、別に…って時があるけど(笑)
ここが好き、って言えるのって、ちょっと嬉しいし、 ちょっと伝えられるじゃん(^-^)
そういうの聞くと、じゃぁ聴いてみようかな?って思ったりするじゃん。
ね!?(*=*)← 必死ww
え?いや、なんか色々違ってたらゴメンナサイって事は
いつも通りでオネガイシマスm(_ _)m ←;